AIで変わる!建築パースの「空」をGeminiで劇的に美しくする方法

AIで変わる!建築パースの「空」をGeminiで劇的に美しくする方法

こんにちは!シェルパの福永です。

建築パースの制作において、意外と苦戦するのが「空(背景)の合成」ではないでしょうか。

「既存のストックフォトだと建物のパース感と雲の流れが合わない」「特殊な要望をもらった時にぴったりの素材が見つからない」……特に新人の方は、この素材探しと馴染ませる作業に膨大な時間を取られてしまうことも多いですよね。

そこで今回は、GoogleのAI「Gemini」を使って、パースに完璧にマッチする高品質な空を最短ルートで生成する方法をご紹介します!

なぜGeminiで生成するのか?

既存の空素材を無理やり合成するよりも、Geminiでの生成には大きなメリットがあります。

  • 自然な仕上がり: 雲の流れや空のグラデーションがパースに対して自然に生成される。

  • 圧倒的なスピード: 探す手間がなく、その場で数パターン作成できる。

  • 自由なコントロール: プロンプト次第で、その物件に最適な「最高の空」を追求できる。


実践!空を生成する手順

やり方は簡単です。ベースとなる建築CGをGeminiにアップロードし、以下のプロンプトを入力してください。

【ベースとなるプロンプト】

パースに奥行きや臨場感が出るように空のイメージを変えてください。

・空のイメージ:[以下から選択]

・雲の量:[以下から選択]

・雲のイメージ:[以下から選択]

注意点

・雲は建物を邪魔しない配置で建築を引き立てること

・自然で現実的な空

ここがポイント!「雲の量」の伝え方

Geminiに指示を出す際、雲の量は「数値」だけでなく、「どのような状態か」という説明(感情)をセットで入れるのが、クオリティを上げる最大のポイントです。

■雲の量の選択肢(例)

  • 雲量0〜10%、ほぼ雲のない快晴の空

  • 雲量10〜20%、少量の雲が点在する快晴の空

  • 雲量30〜40%、青空と雲がバランスよく配置された空

  • 雲量50%、青空と雲が半々の空

数値に「青空が主体で~」といった具体的なニュアンスを加えることで、AIがパースの意図をより正確に汲み取ってくれます。

■その他の選択肢

  • 空のイメージ: 青空、夕陽が沈みかけた美しい夕景の空、夜景

  • 雲のイメージ: 快晴で雲のない空、巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、積乱雲、層積雲、入道雲

  • 追加のひと工夫: * 「空は地平線付近ほど雲をわずかに増やし、遠近感を強調する」

    • 「雲は奥に行くほど密度が高く見えるように配置する」


さらに高品質に仕上げる応用テクニック

生成した画像をそのまま使うのも良いですが、さらに使いやすくする方法があります。

生成された画像を再度Geminiに読み込ませて、**「空以外の建物や地面、植栽をすべて消してください」**と指示します。こうして書き出された「空だけの画像」を、アップスケーラーなどで高画質化することで、レタッチ作業に最適な「超高品質な背景素材」として活用できるようになります。

 

Befoer

After

 

まとめ

既存の素材に自分たちのパースを合わせるのではなく、パースに合わせて最高の空を創る。

これが、これからの建築CG制作のスタンダードになっていくはずです。

「なかなか良い空が見つからない…」と悩んでいる方は、ぜひGeminiにそのイメージを伝えてみてください。驚くほど自然で、奥行きのあるパースに仕上がりますよ!


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