建築CGクリエイター必見!AIを使った高クオリティ&シームレスなテクスチャ生成術

こんにちは!シェルパの福永です。
建築パースを制作する際、マテリアル(テクスチャ)の作成に苦労した経験はありませんか?
写真からテクスチャを作る場合、パース(歪み)の補正や色合わせ、そして何よりリピートした際に不自然にならないための「シームレス加工」や「陰影処理」に高い技術と時間がかかりますよね。
しかし、現在ではAI(Geminiなど)を活用することで、誰でも簡単に、そして一瞬で複雑なテクスチャを作成できるようになりました!
今回は、私が普段の業務でも活用している「AIを使った建築CGパース用テクスチャの生成テクニックとプロンプト」をご紹介します。
AI(Gemini)でテクスチャを生成するメリット
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自動で陰影処理&シームレス加工:面倒な継ぎ目消しや、タイリングした際の不自然な陰影の偏りをAIが自動で調整してくれます。
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複雑なテクスチャが一瞬で完成:乱形石や複雑な木目、特殊なクロスなども、テキストで指示するだけであっという間に生成できます。
※生成時の重要な注意点(PROモード推奨)
プロンプトをご紹介する前に、AIでの生成に関して2点ほど重要な注意事項があります。
1. 生成モードは「PRO」を推奨
Geminiで画像生成を行う際、モード選択(「高速」「思考」など)ができる場合は、「PRO」モードでの生成を推奨します。
PROモードは、他のモードに比べてテクスチャの解像度や、シームレス処理、指示への理解度が格段に高いため、業務レベルでの使用に適しています。
2. AIは万能ではありません
AIは非常に強力なツールですが、魔法ではありません。指示の内容や参照する元画像の状況によっては、意図した通りのテクスチャが一発で生成できない場合もあります。
もしうまくいかない場合は、プロンプトの表現を少し変えてみたり、何度か再生成を試してみるなどの工夫が必要です。
それでは、実際にGeminiに入力してテクスチャを生成するための「プロンプト(指示文)」の型をご紹介します。
1. 基本テンプレート
以下のテンプレートの [ ◯◯部分 ] を、作りたい素材に合わせて変更し、参考画像と一緒にAIに入力するだけでベースとなるテクスチャが生成されます。
写真の[ ◯◯部分 ]の3DCG用のシームレスなテクスチャを生成してください。
出力は正方形(1:1比率)で、PBR用のベースカラーテクスチャとして使用できるようにしてください。
リピートが目立たないよう、広い面積をベースに生成してください。
境界部分で繰り返しても不自然な継ぎ目が出ないように調整してください。
用途:建築ビジュアライゼーション、3DCGマテリアル。
【 [ ◯◯部分 ]の入力例 】
「赤で囲った外壁」「赤で囲ったクロス」「赤で囲った石」「床のタイル」「床の乱石」「木の部分」「張地のサンプル」「照明の側面」など
2. プロンプトに必ず入れるべき指示(必須)
建築CG用として使えるクオリティにするため、以下の内容は毎回必ずプロンプトに含めるようにしてください。基本テンプレートと合わせて使用します。
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出力は正方形(1:1比率)で、PBR用のベースカラーテクスチャとして使用できるようにしてください。
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リピートが目立たないよう広い範囲で作成してください。
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境界で繰り返しても不自然な継ぎ目が出ないように調整してください。
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用途:建築ビジュアライゼーション、3DCGマテリアル。
3. 実際の使用例
上記を組み合わせた、実践的なプロンプトの例です。
写真の[床のランダムタイル]の3DCG用のシームレスなテクスチャを生成してください。
出力は正方形(1:1比率)で、PBR用のベースカラーテクスチャとして使用できるようにしてください。
リピートが目立たないよう広い面積で生成し、継ぎ目が出ないように調整してください。
用途:建築ビジュアライゼーション、3DCGのマテリアル。


まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまでPhotoshop等で時間をかけて行っていたシームレス化や陰影処理も、AIを活用すれば驚くほど短時間で高品質なテクスチャとして生成できます。
マテリアル作成の時間が短縮できれば、モデリングやライティングなど、他のこだわるべき部分にしっかりと時間を割くことができます。
推奨環境(PROモード)で特性を理解した上で、ぜひ皆さんの日々の業務でも活用してみてくださいね!
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