【3ds Max × V-Ray】2SideMtlにひと手間で、光の「回り」が自然に!

こんにちは、福永です。
今回は、V-Rayの2SideMtlをよりリアルに見せる設定テクニックをご紹介します。■ V-Ray 2SideMtlとは?
乳白アクリル・和紙・ファブリック素材の照明表現に効果的な「やんわり光る」マテリアルです。
中から発光しているような雰囲気が簡単に出せるので、
照明器具や障子などに多く使われます。
■ でもそのままだとちょっと不自然?
便利な2SideMtlですが、デフォルトのままだと…
(照明カバーの中にVrayLightのSphereを置いてます)

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照明カバーは強く光るのに、外側に光があまり回らない
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雰囲気がアンバランスで、少しリアルさに欠ける
という場面もあります。
■ 解決方法:Front Materialにひと手間!
多くの場合、2SideMtlのFront MaterialにはDiffuseだけ調整したマテリアルをそのまま入れて使っている方が多いと思います。
そこに、以下の3つのパラメータを追加調整するだけでOK!
| パラメータ | 初期値 → 変更後 | 説明 |
|---|---|---|
| Refract(透明度) | 明度 0 → 明度 200 | 光の透過を増やす |
| Glossiness | 1 → 0.7 | 透過をぼかす |
| IOR(屈折率) | 1.6 → 1 | ここを変更しないと2重に見えてしまうので注意 |

■ レンダリングしてみると…
レンダリング設定やライト強さなど、他はさっきと同じ状態でレンダリングしてみます。

かなり変わりましたね!
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光の広がり方が自然に
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アクリルや和紙特有の“ふわっとした”印象がアップ
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照明全体のディティールも程よく残る
見た目の違いは一目瞭然です!
ライトの強さを下げた場合も、さっきとは違い、照明の光り具合と光りの周りがより自然になります。

■ まとめ
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V-Ray 2SideMtlは「ひと手間」で見違える!
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Front Material に Refract・Glossiness・IOR を設定するだけ
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柔らかく光が回る、よりリアルな照明表現に最適
また、通常2SideMtlはオブジェクトに厚みをつけていると使えません(光らない)が、
この方法なら厚みがあってもほぼ同じ感じでレンダリングできるというメリットもあります!
ぜひ、乳白アクリルや和紙の照明、ファブリックランプなどで試してみてください!
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