【TripoAI】画像からAIで3Dモデルを生成!!

【TripoAI】画像からAIで3Dモデルを生成!!

福田です!やっと涼しくなってきましたね!
最近はAIの進歩がすごく、Claudeの”Sonnet3.5″やOpenAIの”o1″などのテキスト生成モデルであったり、画像の処理もできるマルチモーダルのモデルだったりもどんどん進化しています!

今回の本題ですが、先日リリースされたTripoAIの新しいバージョンがすごかったので紹介しようと思います!
TripoAIはこれまでも3Dモデルの生成をサービスとして提供していたのですが、今回のアップデートで精度や機能がより強化されました!
今回はその中から3つほど良い点を実際に試した結果と合わせながら紹介していきます!

画像からの生成

Tripo3Dでは、一枚の画像を元に3Dモデルを生成できます!
これがなかなかの精度で、見えていない部分に関してもかなりそれらしく作ってくれます!
また、凹凸などの画像から直接取るのが難しい情報もそれらしく造形してくれるので、それだけでもベースメッシュを作るという観点ではかなり便利に扱えそうです!

作成例

適当に要した左の甲冑で試したのですが、背面までなかなかそれらしく生成できていますね!
もちろん、完璧にできているわけではないのですが、重要でない部分のアセットにするぐらいのクオリティは出せそうです!

ちなみに生成にかかるお金は、毎月一定以下なら無料となっているので、そこもいい点ですね!

ダウンロード方式の豊富さ

Tripoで生成した3Dモデルはダウンロードすることが出来るのですが、いろいろな方式でダウンロードできます!

一部機能は追加でクレジットを使用する必要があるのですが、
・生成したモデルにリグとアニメーションを追加
・特定のツールやソフト用に調整された形式で出力
・ポリゴン数の調整
・出力フォーマットの変更
等を行うことが出来るので、最低限の調整ですぐに使用できます!

PBRマテリアルの生成

更になんと、この生成されたモデルにはPBRマテリアル(Albedo,Roughness,Normal)もついてきます!
3D生成されたモデルはUVとポリゴンがとても汚いのであとからマテリアルの調整するのが非常に難しいのですが、Tripoで生成されたものに関しては、ある程度までなら反射感なども綺麗に作ってくれます!

草原に生えた甲冑

かなりそれらしく反射していますね!
モデルの形状がきまったあと何度でもテクスチャは再生成などできるので、良い感じになるまで何度もやり直すことも出来ます!

最後に

いかがだったでしょうか?
3Dモデル生成の技術が出来てからかなりクオリティ面の向上も進んできていますね!
現状だとメインに使うことは難しそうですが、にぎやかし用のアセット作成やベースメッシュとしての作成、変換前提での作成など、使用用途や使い方を考えれば時短にも活用できそうになってきました!

これからもこの技術はどんどん進んでいくのは間違いないので、置いて行かれないようにしていきたいですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました!福田でした!


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