誰でも簡単にポリゴン数を綺麗に削減できる!自動リトポロジーツールを使ってみた!
こんにちは!
ここ一週間、Webでのアプリ開発を本格的に始めたタケです!
UnityではC#というプログラミング言語を使ってきましたが、Webでは主にJavaScriptsを使ってプログラミングをしています。
この二つの言語の間では基本的なプログラミングの考え方は変わりませんが、初歩的なところの違いが大きくて苦戦しています(笑)
でも新しいことを学ぶのはいつも楽しいですね!
Webで3Dを扱ったりするコンテンツではユーザーに重かったり、不快な操作感や待ち時間与えないためにもとにかく軽くしていくことを目標にします!
アバターに使うモデルもいつもよりポリゴン数やボーンを減らして軽くしたバージョンを使っています。
ウェブサイトからダウンロードしてきた3Dデータやフォトグラメトリなどで制作したデータ…
中身を見てみると、時々ものすごいポリゴン数だったり、綺麗なデータではないときがあったりWebで使うには重すぎる!なんてことがあります。
アセットストアなどではあんまりないことですが、海外のモデル販売のサイトではよくあることです。
そんな時にとりあえずどうにかできる、魔法のようなソフトを見つけました!
簡単操作でリトポロジーできるソフト、InstantMeshです!
そもそもリトポロジーとは何かというと、3Dモデルのポリゴンを作り直す作業だと思っていて間違いないです。
スカルプトソフトなどで作成した高精度のモデルはそのままでは使えないので、そのモデルの周りにぺたぺた面を張るような形でメッシュを再構成します。
そうすることによって、綺麗なモデルを低負荷で使用できます。
しかし、この作業はとーっても大変な作業で適切なツールと技術がないと残念な結果になったりします。
そこで誰でも簡単にリトポロジーができるこのツールを使ってやってみたいと思います!
GitHubからソフトをダウンロードしてきます。
https://github.com/wjakob/instant-meshes
スクリーンショットの下のPre-compiled binariesの中から自分のOSのリンクを押すとダウンロードが始まります。
私はWindowsなのでMicrosoft Windowsを使います。
zipの中はexeファイルが入っています。
同サイト内のサンプルデータをダウンロードするとすぐ始められます。
ソフトを起動すると、このような画面が出ます。
左上のOpen Meshボタンでply形式か obj形式のモデルを開きます。
今回はサンプルのウサギのデータを開きました。
オブジェクトを開いたらまずは左のSolveボタンを押します。
するとモデルにたくさんの線が入って、ポリゴンの割る方向などを確認することができます。
さらにこの状態だと下のSolveボタンが押せるようになるので押すと、今度は四角形のグリッドになります。
これで大体の仕上がりのポリゴンの目度を立てられます。
このまま完成でもいいのですが、この状態だとポリゴンが均等にグリッドになってるだけで変形などに弱い形をしています。
そこで左のペンツールを使ってポリゴンの方向を指定できるので、くぼみなどに沿って線をぴーっと引いてあげるとグリッドの形状が綺麗に沿ってくれます。
いい感じにできたらポリゴン化してエクスポートします。
一番下のExport meshを押すと設定が出てくるので、Extract meshを押すとプレビューがポリゴンになります。
ポリゴン数が多いと思ったら左のTarget vertex countのスライダーを動かしてある程度調整できます。
ここでおかしなところがなければSaveでエクスポートします!
ちゃんと名前を付けるときに拡張子(.plyなど)まで指定してあげないと保存できないので注意しましょう…!
Blenderで実行前と実行後のモデルを並べてみました!
ポリゴン数111,364だったモデルが…4,128になりました!
リトポロジーがものの数分でできちゃうので楽ですね…
手作業のクオリティにはかなわないと思いますが、そこそこでいいならこれで簡単にやっちゃいましょう!
ではでは~!
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