【PlayCanvas】環境Mapを使って映り込みを作ろう!【CubeMap】

【PlayCanvas】環境Mapを使って映り込みを作ろう!【CubeMap】

福田です!
今回は、CubeMapを使って、任意のEntityに個別で映り込みを設定していこうと思います!
通常であればSkyBoxからの映り込みしかできないので、屋内のEntityに不都合な映り込みが入ってしまいます。
しかし、Materialの設定次第では、屋内に対しての映り込みも設定できます!

では実際にやっていきましょう!

 作業開始!

今回は、PlayCanvasのテンプレートシーンとして提供されているModel Viewerを使っていきます!
Model Viewerは最初からオービットカメラが付いていたりするので、簡単にテストしたいときにはとても便利です!

配置していくEntityは3DCGソフトで適当に作ったオブジェとそれを囲う部屋です!
また、オブジェ視点からの360度画像も必要なので、必ず用意してください!

Blenderを使用

今回用意したのはこんな感じのオブジェとそれを囲う色付きの壁ですね!
360度画像に関しては、オブジェを消した状態で真ん中にあるカメラからレンダリングしました!
では、PlayCanvasへとデータを持っていきます!

この状態だと、箱の中にあるのにもかかわらず、外の環境を反射しています。
これだとやっぱり不自然に見えます!
なので、マテリアルの設定を弄って箱を反射するようにしましょう!

今回は反射の設定のために、レンダリングした360度画像を使っていきます!
オブジェのマテリアルを開いて、下のようにしてください!

オブジェが綺麗に壁を反射するようになりました!
先ほどと比べるとかなり自然になりましたね!

 終わりに

かなり重くなりますし、設定も難しいですが、リアルタイムで周りのものを反射させる方法もありますので下に参考URL置いておきます!
[https://playcanvas.github.io/#/graphics/reflection-cubemap]

今回は簡単に設定できるのに効果としてはかなり強力な環境マップのお話でしたが、いかがでしたか?
これからも便利な機能を紹介していくのでぜひお楽しみください!
福田でした!


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