㈱シェルパと九州ビジネスソリューション㈱はXR（VR・AR・MR）社会活用の「共同開発・共同研究」を開始しました。

2020.3.6

　当社と株式会社シェルパは、VR^※1・AR^※2・MR^※3(以下、「XR^※4」)を活用した新たなサービスの提供やビジネスの創出に向けて共同開発・共同研究を開始しました。

シェルパは、建築3DCGの制作ノウハウのほか、XRとICTシステムとの連携、IoTセンサーを使用したVRコントローラーなど他社にはない付加価値サービスを有しており、九州地場においてXRコンテンツの開発に取り組んでいます。

また、九電グループはシステム開発等を通じて得た提案・コンサルティングから、導入、運用保守までのサービスを一貫して提供できるソリューション力の強みに加え、2018年度に「QBS-Lab(研究部門)」を設置しAIやXR及びIoTなど新たなICT分野の技術力を強化するなど、お客さまとともに未来を創造できるICTサービスに取り組んでいます。

　今後、両社は互いの技術の掛け合わせによってシナジー効果を発揮し、XRを活用した新たなサービスの提供やビジネスの創出を通じて、地域・社会の持続的発展に貢献していきます。

　１　共同開発・共同研究の目的

　　　о XRを活用した新たなサービスの提供やビジネスの創出

　２　主な取り組み

　　　о XRを活用したコンテンツ・アプリの共同開発・共同研究

　 ●　設備保全業務の遠隔支援、危険認知等の作業支援

　●　危険作業や災害体験等の教育・訓練

　 ●　施設見学や観光体験等のプロモーション・集客　等

　　　о XRを活用したコンテンツ・アプリの共同開発・共同研究

　　 ※1 : Virtual Reality（仮想現実）

デジタルな3次元情報で作り出した空間を現実のように体験できる技術

　　※２：Augmented Reality（拡張現実）

現実世界にデジタルな3次元情報を重ね合わせて体験できる技術

　　※３：Mixed Reality（複合現実）

現実世界にデジタルな3次元情報を重ね合わせ、高度に融合させて相互に作用させる技術

　　※４：VR、AR、MRの技術の総称

開発コンテンツ・アプリのイメージ
○VR(仮想現実)特有の高い没入感を得ながら様々な状況を疑似的に体験することで、時間や場所の制約に捉われずに高い体験効果を生み出します。
現場の第一線にてAR(拡張現実)やMR(複合現実)を活用し、現実空間上にバーチャル映像を用いて様々な支援情報を表示したり遠隔地から指示を行うことで、現場作業の負担軽減や品質・安全性の維持向上を実現します。