【Unreal Engine】オブジェクトの形通りにコリジョンを追加する方法!

【Unreal Engine】オブジェクトの形通りにコリジョンを追加する方法!

どうも近藤です。
前回に引き続きUnreal Engineにつにて
書いていこうと思います。
今回はコリジョンについてです。
オブジェクトの形に自動で合わせて作成してくれる凸型分解で基本は
問題ないのですが複雑な形状やオブジェクトの厚みがない時などは
スカスカのコリジョンになってしまいキャラクター等が埋まってしまうので
オブジェクトの形通りにコリジョンを作成する方法について
ご紹介いたします。

このステージ柱の木の部分とコンクリート部分の壁のコリジョンを調整したいと思います。

まずはオブジェクトを選んで詳細ビューまで行きます。

通常だとこの詳細タブの凸型分解で数値を入力して調整するのですが
デフォルトだとこんな感じでカクカクで元の形状からかけ離れています。
(緑の線がコリジョンです。)


凸型分解の数値をMaxにしても隙間が目立ちます。
この状態でプレイするとキャラクターも貫通してしまいます。
そういう時はUse Complex Collision As Simpleを使うと一瞬でオブジェクトの形通りに
コリジョンを作成できます。
(薄紫の線がそのままコリジョンになります。)

ちゃんと見た目通りのコリジョンを作成できました!

Naniteと合わせて使うと分割数も減らしつつ貫通することもないので便利です。
もし貫通する場合は使わないか分割数を調整しましょう。

これでどんな形状のオブジェクトでもコリジョンで困ることはありません。

それではまた次回

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