【Blender】ラティス機能で調整をもっと楽にしよう!

【Blender】ラティス機能で調整をもっと楽にしよう!
ハロー!
Glassesのタケです!
 
今回はBlenderでの「ラティス(Lattice)」機能の使い方について紹介していきたいと思います!
 
モデリング中に「ここの形だけ、ちょっと大きくしたいな~」とか、「全体のバランスを崩さずに一部分だけ微調整したい!」って思うこと、ありますよね。
そんなときに便利なのが、この「Lattice」機能です!
 
さっそくやっていきましょう!
まずはBlenderを開いて、適当なオブジェクトを配置しておきます。
今回はわかりやすくキューブでやってみます!
 
左上の「Add」メニューから「Lattice」を選びます。
すると、キューブみたいな枠が登場!これが「ラティス」です!
↑枠だけの箱?に見えます
 
このラティス、見た目はただの箱なんですけど……実はめちゃくちゃ便利なんです。
この枠を変形させることで、中に入っているモデルをまとめて変形できちゃいます!
 
次にキューブを配置して、ラティスでキューブをすっぽり覆うようにサイズを変えたりします。
↑キューブをラティスの枠で覆うように置いてみた
 
しかし、このままではキューブに何の影響もありません。
ということで、次にラティスとオブジェクトを「関連付け」してあげましょう!
 
モデルを選択してから、右側のモディファイアプロパティを開いて、「Add Modifier」→「Deform」→「Lattice」を選択します。
そして、「Object」に追加したラティスを指定!
↑Objectにラティスを指定したラティスモディファイア
 
すると、編集モードでラティスの形を変えたときに、中にあるモデルが一緒に変形するようになります!
↑ラティスの頂点を動かしたら、モデルもそれに合わせて変形してくれる!
 
ラティス自体の解像度が変更できるので、ラティスの専用プロパティからResolutionの「U」「V」「W」を増やすと
ラティスのポイントが細かくなり、もっと自由に変形できるようになります。
 
ざっくり動かしたいときは少なめで、細かく調整したいときは多めにすると便利ですよ!
↑キューブ側もメッシュを細かくするといろいろな変形ができる!
 
あと、元のモデルを直接いじらずに、ラティスだけで変形できるので、ミスしてもすぐやり直せるのも嬉しいポイントです!
↑先ほどのモデルも、モディファイアを外したら元通り
こんな感じで、ラティスは見た目は地味ですが想像以上に便利です!
ぜひ皆さんもモデリングや調整のときに使ってみてください~!
ではでは!

現在
株式会社チョモランマ
株式会社シェルパ
3Dmodeljapan株式会社
ではスタッフを大募集しております!!
Unreal Engine4、AI、プログラミングや建築パースに興味がある方!
ぜひご応募下さい!!
初心者の方、未経験の方やインターンを受けてみたい方々でも大歓迎です!!

〔企画運営〕株式会社シェルパ 
公式HP https://sherpa-cg.com/
〒810-0042
福岡県福岡市中央区赤坂1丁目13-10赤坂有楽ビル7F 
TEL 092-717-6800 / FAX 092-717-6801