2通りのパイピングのモデリング

こんにちは、福永です。

今回は、家具モデリングの入門として、パーピングのモデリングのご紹介をします。

2種類のモデリング方法をご紹介します。

 

①.エッジをスプライン化してスウィープをかける

②.モデル自体を加工してパーピングを表現

 

どちらも簡単ですが、より手軽な①からご紹介します。

モデルは↓のソファーのクッション部分で表現していきます。

①.エッジをスプライン化してスウィープをかける

いたってシンプルですのでこのやり方で作っている方も多いと思いますが、

↓のうにクッションのモデルのパイピングを入れたいところのエッジを選択して

シェイプを作成からスプラインを作成します。

あとはこれにスウィープをかけて円形で厚みをつけるだけです。

ただこの方法だとアングルやものによってはパイピング部分を上からのっけただけ、

というチープな感じになってしまう事もあるので、もう1つの方法もご紹介します。

②.モデル自体を加工してパーピングを表現

こちらはメッシュスムーズをかける前のモデルを加工していきます。

まず、先ほどと同じようにパーピングを付けたいところのエッジを選択します。

次に押し出しのコマンドを選択し、画像のように調整します。

数値は表現したいパーピングの大きさにもよりますので、

その辺は慣れですね。数値は適当でいいですが、

上の数値をマイナスにする事、したの数値は上の半分くらいにしておくといいです。

入力したら☑をして完了します。

 

この時、押し出したエッジが選択された状態になっているので、

このままもう一度押し出しを押します。

数値はさっきと同じくらいでいいですが、今度は上の数値をプラスにしておきましょう。

そうするとこんな感じになります。

パーピングの大きさの調整はしにくいですが、縫い込んである部分のディティールなど

より実際のものに近くなるのと、パーピングを付けた後でもクッションのサイズ調整が可能というメリットがあります。

あと、パーピングはいらないが、マチ付きのクッションを作りたい時にも同じ方法で数値を調整すれば制作できます。

どちらも良し悪しはあるので、その時に応じて使い分けています。

場合によっては①と②をミックスするのもありですね!

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