レースカーテンの質感ってどんな感じ?

レースカーテンの質感ってどんな感じ?

こんにちは、福永です。

今回はカーテンのマテリアルを設定する時のポイントをいくつか紹介します。

テクスチャを使わず透過率で調整する手軽な設定と、テクスチャを使ってよりリアルに見せる方法がありますが、

どちらにおいてもマテリアルを設定する時以下の事に注意しましょう。

①透過させる時、屈折をいれない

Vrayマテリアルを使っていると、標準の設定で屈折が1.6の数値でそのままだと屈折してしまい、

カーテンのおくはサッシの位置がずれて見えたりしてしますので、必ず1にしておきます。

②透過させる時、基本的にはぼかさない(ぼかしても少しだけ)

新入社員にありがちなのが、イメージ的になんとなくレールカーテンはフワッとした印象があるからか、かなり強めにぼかしを入れているのを見かけます。でも実際は生地の細かさや透過性の高さにもよりますが、多少ボケているように見えたりする程度で、カーテン越しに見た形式の輪郭はしっかりしている事が多いです。

【マテリアルの設定】テクスチャなし

Diffseには立体感をだすためにフォールオフを使います。

あとはReflact(透過)の明度で透過率を調整しましょう

カーテンの種類にもよりますがだいたい明度100~150ぐらいの数値で

画像は150で設定しています。

先にお伝えしたようにRefractのIORは1にしておきます。

今回はぼかさないので、Glissinessは1のままです

遠目ではこれで十分ですが、近くによるとちょっとチープさが目立ちます。

そのような時はテクスチャを使ってみてください。

【マテリアルの設定】テクスチャあり

レースカーテンの生地にちかい模様のテクスチャをオパシティに入れます。

今回は以下のテクスチャを使用しました。

Diffuseはさっきと同じです

 

レンダリングすると、

 

こんな感じでさっきよりもレースカーテンの質感がましましたね!

その分レンダリングも結構重くなるのでシーンによって使い分けてみてください!

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