3dsmax+V-Ray~環境光と反射、背景を別々にする方法~

3dsmax+V-Ray~環境光と反射、背景を別々にする方法~

こんにちは
甲斐です!

今回はV-Rayレンダーのちょっとした小技を紹介します。
HDRI画像を使用して、環境光を設定した場合、金属やガラスなどの反射にも
画像が映り込みます。
映り込み方に問題なかったり、レタッチで入れ替える等の方法もありますが、
環境光と反射の映り込み、背景を別々に設定することも可能です。


レンダリング設定→Vrayタブの「Environment」
□GI environment・・・環境光
□Reflection/Refraction environment・・・反射・透明に影響
二つにチェックを入れ、環境光として使いたいHDRI、反射に入れたいHDRIを別々に設定。

これで、環境光と反射への映り込みを別々に調整することができます。

さらにレンダリング設定の「環境と効果」で設定するバックグラウンドとも独立しますので、
環境光、反射、背景を別々に設定できます。

極端な例でいえば、背景は夕方なのに環境光は昼間の物で反射には夜空を映り込ませたり、
反射は屋外でも光は室内の物を使ったりできます。

光は良いんだけど、入れたくないものが反射に映り込んでしまった時や、
金属等の反射には違う画像を映り込ませたい時などに使えると思います。