3ds Maxスクリプト紹介|ランダムスケールで簡単に自然なバリエーションを

こんにちは、福永です。
今回は、オブジェクトのスケールをランダムに変更できるMAXScriptをご紹介します。
どんな時に使える?
たとえば、
-
植栽の高さにランダムなムラを出したいとき
-
凹凸のあるタイルモデルの自然なばらつきを作りたいとき
などに活用できます。
手作業では意外と面倒なこの作業も、スクリプトを使えば一瞬です!
実際に使ってみた
①植栽
②タイル
スクリプト紹介①:XYZすべての方向にスケールを適用
植栽や岩など、ランダム感を全体的に出したいときにおすすめです。
スクリプト紹介②:Z方向のみにスケールを適用
厚みや高さだけを変えたい、タイルやパネルの凹凸表現に便利です。
minScale = 80
maxScale = 120
for obj in selection do
(
if isValidNode obj then
(
scaleZ = random minScale maxScale
originalTM = obj.transform
originalPos = obj.position
sMat = scaleMatrix [1.0, 1.0, scaleZ / 100.0]
obj.transform = preTranslate (sMat * preTranslate originalTM (-obj.pivot)) obj.pivot
obj.position = originalPos
)
)
messageBox “Z方向のスケールをランダムに変更しました。” title:”完了”
使い方
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スクリプトをコピー
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3ds Max の「スクリプト」→「新規スクリプト」に貼り付け
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選択したオブジェクトに実行!
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